次回研究会のお知らせ

第48回ハイリスク児フォローアップ研究会のお知らせ

 

日 時 2022年11月24日(木)18:00~19:00 (学会初日)
会 場 第66回日本新生児成育医学会・学術集会 第3会場
パシフィコ横浜 会議センター502
講演タイトル

「未熟児網膜症診療の現状と課題」

講 師 近畿大学眼科教授 日下俊次先生
参加費 今回は無料です(会員外も参加可能)
(新専門医制度小児科領域講習1単位予定)

講師からの内容紹介:

未熟児網膜症(ROP)は小児失明原因の首位を占める重要な疾患である。一般にROPは自然寛解することが多く、最近では新生児医療の進歩により重症化するROPの割合が減少していると実感している。これまで重症例に対する治療法として網膜光凝固(PC)が用いられてきたが、2019年に抗VEGF治療であるranibizumabが承認され、現在では抗VEGF治療がゴールドスタンダードになりつつある。治療後に高度近視となる割合が高いPCに比し、抗VEGF治療後では近視となる症例の割合が低いことが知られている。また、PCでは周辺部網膜が凝固されるために視野狭窄が必発であるが、抗VEGF治療では視野狭窄は生じない(あるいは生じにくい)と考えられ、視機能上のメリットが大きいとされている。ただ、長期予後に関する知見はまだ不十分である。本講演ではROP診療の現状と治療後長期経過における課題について述べたい。